「中医学耳ツボ」は耳介に分布するツボです。反応点、刺激点とも呼ばれます。人間の内臓や体に病気があると、耳介の特定の部分に圧痛、結節、変色、伝導などの局所的な反応が起こることがよくあります。この現象を参考にして病気を診断したり、この反応点(耳つぼ)を刺激することで病気の予防や治療を行うことができます。

耳は内臓や経絡と密接な関係があります。各器官および組織には、耳介上に対応する反応領域 (耳介点) があります。耳介ポイントを刺激すると、対応する器官に一定の調節効果があります。耳介を刺激する主な方法には、鍼治療、針の埋め込み、瀉血、耳介ツボ押し、磁気療法、マッサージなどが含まれます。
「中医学耳ツボ」には93個のツボが収録されています。